ある時、10月24日(日曜日)の【日曜日の初耳学】を視聴している時のことでした。
女優の天海祐希さんがゲスト出演されていて、その親友として氷川きよしさんも出演していたタイミングで、ある違和感を感じます。
「あれ?氷川きよしさんって男性じゃなかったっけ?」
そう、テレビに映っているのは女性の方?で、しかし声は男性です。
「そもそも氷川きよしさんってどんな人だったっけ?」と少し興味が湧いてきました。
なので今回は、氷川きよしさんが女性化するまでについて、なぜ女性のような姿になったのかを調べてみました。
皆さんも確認していきましょう!
男性だった頃から女性化するまでの写真
こちらは高校生の頃の氷川きよしさん。
かなり好青年で、男性的ですね。
この頃の氷川きよしさんはバレンタインで10個以上のチョコをもらうほどのモテモテぶりだったとか。
高身長でイケメン、歌もうまかったようでモテるのも当然と言えますね。
こちらは29歳の頃の氷川きよしさん。
もう30代になる一歩手前ですが、若々しいです。
また、かなりの男前ですね。
女性ファンもこの頃は多かったそうです。
こちらは最近の写真です。
もう性別が変わっちゃってますよね。
完全に別人になっています。
この人が氷川きよしだって分かる人も少ないとそうです。
まあ肌加工とかはしてそうですが、普通にキレイですよね。
元の顔が良いからというのもあるのかもしれませんが、
本人も綺麗になるように努力したんじゃないかと思います。
驚くべきなのは顔だけでなく、もう立ち振舞い方も女性になっているという点です。
彼に一体何があったのでしょうか?
なぜ女性化したのか?
氷川きよしさんは【週刊新潮】の自身のジェンダーレスについてのインタビューで、
みんなが求める「氷川きよし」に徹してきたけど、40歳を過ぎて、人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち。でも世間が求める「氷川きよし」とは違う、あくまで演歌の王道を歩んでほしい、男らしい道を歩んでほしいと言われると自殺したくなっちゃうからつらくて…
とコメントしました。
とても葛藤があったことがわかります。
また「みんなが求める「氷川きよし」に徹してきたけど、40歳を過ぎて、
人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち」というコメントを見る限り、
トランスジェンダー(男なのに心は女の人)とはまた違った理由だということが考えられます。
皆が求める「氷川きよし」だけでなく、別の可能性
デビュー20周年を機に本来の姿であるジェンダーレスをカミングアウトしました。
そこからの氷川きよしさんの女性化は勢いを増していきます。
ジェンダーレスとは、ファッションでも使われる言葉で「性別関係なく楽しめるコーディネート」や「性別の境界があいまいなコーディネート」のことを言います。
時代とともに男性のあり方も、女性のあり方についても、少しずつですが変わってきています。
氷川きよしさんは「男性らしさ」という枠組みから出てみたかったのかもしれません。
男らしさを強いられて、自殺も考えた
高校生の頃の氷川きよしさんは、かなり男性的な印象でしたが
小さい頃はナヨっとして女の子っぽかったそうです。
写真は5歳のころの写真です。かわいらしい顔つきですね!
よく「オンナ!」とか「オカマ!」とかイジメられていたとか。
そんな風に言われてきた経験から、自分をさらけ出してはダメだと自分を抑え込むようになったといいます。
お芝居をやっても男の子らしくしようとか、
「みんないっしょにさせる」という世間のルールに沿って
氷川きよしさんは生きてきました。
覚悟を決め、ジェンダーレスをカミングアウトした後、
今までとは違う『氷川きよし』をにさらけ出すと世間は言います。
「世間が求める『氷川きよし』の姿とは違う」
「あくまで『演歌の王道』を歩んでほしい」
「男らしく生きてほしい」
と、氷川きよしさんは、この世間の評価を見て、自殺したくなってしまうくらいに辛かったと言います。
ネットの反応は?
今現在、氷川きよしさんはかなり女性らしくなりました。
ふと見た印象だと、もう男性だと簡単にはわからないくらいです。
それに伴い、世間の評価も変わってきています。
氷川きよしのインスタもう綺麗な女性過ぎて惚れたわ。まじ綺麗…
— だーやす (@41Dar) October 12, 2021
男性目線でも女性目線でも、氷川きよしさんの髪質が羨ましいと思う。あれだけ美しいのは、きっと金と時間を惜しまずかけて美に対して努力してんだろうなぁ・・・。
— 白金ガロン (@keto_7) October 12, 2021
まとめ
ここまでの内容のまとめです。
- 幼い頃はナヨっとしていて、周りからはオカマ呼ばわりされていた
- 幼少期からの経験からか、高校生では男らしい好青年になった
- 演歌の世界でも世間から男らしさを求められ、その期待に応え続けた
- デビュー20周年を境に、世間の求める「氷川きよし」を捨てる決意をした
- 世間の評価は最悪で、自殺を考えたこともあった
- 世間の流れに逆らい、女性らしさ、美の追求の努力を惜しまなかった
- 結果、世間は新しい「氷川きよし」を認め始めている
私自身も久しぶりに氷川きよしさんの姿を見て、一瞬女性の方かと思いました。
今後は新しい氷川きよしさんでの活躍を期待したいですね。
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