こんにちは、ワサガシです。
今回はインドのネット遮断の事情に注目です。
番組『世界まる見え』では、
「インドのある地域を政府がネット遮断で大混乱」といった内容で
紹介していました。
そもそも、インドのネット遮断によって何が起こるのか?
遮断する理由は何なのか?
気になったので調べてみました。
インドがネット遮断する理由とは?
『世界まる見え』でも紹介されていましたが、
インドでは政府によるネット遮断命令がされました。
そもそもなぜ、政府はネットを遮断をするのでしょうか?
経済的にも影響があり、インドにとって不利益でしかない気がします😅
理由は大体3つに分かれているようです。
政治的な抗議活動の抑制
これは、いわゆるデモ活動のことを指します。
インドでは頻繁にデモ活動が行われるのですが、
デモを起こす場所や宣言を公表したりなどの目的でインターネットが使われます。
それが全国的に公表されると大衆が集まり、
問題が肥大化してしまうため抑制のためにネット遮断するようです。
過去に起こった例では、
- インド農業新法に関するデモ
- iPhoneの工場の労働環境に関するデモ
などがあげられます。
デマの拡散防止
インドはフェイクニュース(嘘のニュース)大国で、
反インドのデマを流したりなどデマの拡散が度々起こるようです。
そのSNSによって広まったデマ情報により、暴力事件が多発。
ついには死亡者も出るほど過激になっていくようです。
こちらはSNS上のフェイクニュースが原因で、
インドで起きた集団リンチによる悲劇をまとめた動画です。
国民的な問題であり、治安をよくするためにも、
このようなフェイクニュース対策のためネットの遮断をする事があるようです。
試験でカンニングなどの不正を防ぐため
インドではカンニングに対する執着力が半端じゃないです。
ネットがあまり普及されていない時代では
親が試験会場の建物によじ登り、窓からにカンニングペーパーを渡したりしていたほど。
そんなカンニング行為はIT普及によりハイテク化されているようです。
衣服に受信機を埋め込んだりとか
バレないほど小型なイヤホンを耳に仕込んで共犯者から答えを教えてもらうとか
こういう不正を防ぐために試験の日などに一部地域などでネット遮断を行うようです。
それにしても、ここまでカンニングに執着力持ってる人日本じゃいませんよね😅
いや、前に読んだ本でカンニングに命をかける漫画があったな・・・
インドの経済や国民にどんな影響がある?
インドでは毎年100回以上もインターネットの遮断が行われます。
また、このインターネットの利用制限が原因で
2012年〜2017年の間に30億米ドル(約3,275億円)
もの経済的損失を出しています。
6年間なので1年に付き約500億の損失ですね😇
デモ活動やフェイクニュースについては
人的被害が出るので致し方ない気もしますが、
カンニングのために遮断するのはなんだか勿体ない気がしますね・・・
他にやりようはないのだろうか🙄
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